AI時代、個人ゲーム開発はどうなっていくのでしょうね

最近の開発事情

最近は風邪も治って新生活にも慣れて、基本的に朝から晩まで開発しているKamaseinuです。

と、いってもAIの発展著しい現代です。コードをひたすら書きまくるなんていう”前時代的”働き方はもちろんしていません。

コードを書いてとお願いし、忠実に書き続けるAIを横目にUnity側の作業を進めたり雑務をこなしたり。

そうして終わった頃に出てきた結果が正しいかを確認する、微修正する、大体そんなサイクルです。

自分が新規開発とかではなく、(個人ゲーム比)ある程度規模のあるゲームを改修しているという状況という前提はありますが、

Claude 3.7 やGemini 2.5 ぐらいまでは、「これは書けそうだな」という場所だけAgentで書かせたりして開発していました。まだメインはタブ補完だったかなと思います。

Agentにお願いするのも頭を使うし別に楽ではないので、それでしかも間違った出力をされる可能性があるならタブ補完や限定的なAgent使用で書いたほうがまだ楽だな、と感じていました(Unity C#だからかも)。

Agentにお願いして中途半端にミスされた時のストレスが半端なかったので、逃げていたところはあります。

ただ、Claude 4.0はもうそういう次元は超えた感、あります。

(もちろん、ボタンひとつポチーで最強のゲームが作れるとかそういう話ではないです)

自分+タブ補完よりも明らかにAgentに書かせたほうが正確で早くなってしまったので、気づいたらチャットに日本語で指示する時間がめちゃくちゃ増えてた、みたいな感じです。

自分的にはもうプログラミングで言えばAGI?だと思って使ってます。(定義はよく知らん)

これってただの感想ですので悪しからず

よく言われてる話かもしれないし、てんで的外れかもしれないですが、最近AIや開発に思っていることを書いていきます。

まず、これだけAIが進化してきた話をしてきましたが、体感としてゲーム開発自体は決して楽になっていません。

いや、楽になった部分はもちろんありますが、全体としての「負荷」みたいなものが減ったわけではないです。

それはなぜかというと、前の自分だったら作れなかったものがAIによって作れるようになっただけだからです。

ちなみに欲望は開発者/ユーザー視点両方。

今のところ自分の中でAIを表す上で最もしっくりきた表現は「アクセラレーター(加速器)」なのですが、

結局は、人間が使う便利ツールの延長線上にあるということだと捉えています。

何かを実現したいという起点から、今までは完成までに10時間かかっていたものが3時間に短縮される。

つまり、自分がAIによって加速させられているということになるかと。

これってAI以外の例えば工具とかそういう話だと分かりやすいんですが、AIってなんか定義も広いしよく分からないしで自分もイマイチイメージしづらいです。

ただ、AIが人間に変わってゲームを作るから人間は要らないとか、そんなことは絶対にありえないですよね。

加速器は加速させるものがなければただの置物になるし、間違った方向に加速させ続けてしまう危険性もある。

10年後のことは全く予想出来ませんが、少なくとも数年は、今の人間にとって難しいことが、来年の人間にとっては簡単になる、という今までの歴史の延長が続く気がします。

結局超人になる覚悟、説

ボケーっと過ごしていると今の世の中ってもう完成されてるのかなぁと思う瞬間もありますが、冷静になってみると全然詰めるところはあるのかなと思っていて、

極端な話でいうとゲーム開発ひとつとっても、個人でスプラトゥーンレベルの3Dオンライン対戦ゲームは作れないということは、まだ人類(個人ゲーム開発)に成長の余地が残されていると言えると思います。

この先、誰しもが高クオリティのゲームを簡単に作れるようになる未来は来るでしょうが、それは現代の私達から見た「高クオリティ」なだけであって、その時代では凡作と評されるだけなはずです。

そんな将来もゲーム開発者として自分が生き残るには、を考えると、

….やっぱり超人になって、時代に取り残されないように、傑出したゲームを作る他ないと思っています。

結局いつの時代もやることは変わらないかもしれない。

ゲーム開発をして生きていきたいので、ゲーム開発を極められるようになりたいですね。

なんか最近はブログで色々書きたい気持ちが湧いてきたのでもっと更新出来るように頑張ります。

では今回はこのへんで

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