書きたいと感じたから書くブログ。

ただの自己満足ですが、何かが残るのなら良いなと思って書きます。

和尚として知られる、ゲーム開発者のいたの くまんぼうさんが亡くなられました。

もちろんとても有名な方なので存在は知っていましたが、自分は会ったことがないのはもちろん所謂「和尚本」も読んだことがありませんでした。

それもあってか、結構ゲーム開発者のブログなどを読む自分ですが、今思うと不思議な程あまり調べたりブログを読んだりすることはなかったです。

でも、他の方が度々話題にあげる「尊敬している人の尊敬している人」という感じで、いつかはお会いして話してみたいなという気持ちはずっとありました。

そう言えばと思って写真をスクロールしてみたら、やっぱりこのツイートが保存してあったんですけど、

年始の開発者飲み会で、もしかしたら話せるチャンスがあるかもなぁと思って楽しみにしていたので、思わず悲しくてツイートをスクショしてしまったものです。

当時は「この業界にいればいつかは会えるチャンスがあるだろう…」と楽観的に考えましたが、まさかこんなことになるとは思っていませんでした。

心からご冥福をお祈りいたします。

ブログ

今回の訃報を受けて、今更ですけどブログを読んでみています。

率直に、とても人間的な魅力に溢れた方なんだろうなと感じています。

あとは、どちらかというと読むまではイベントを主催されたりするイメージが強かったのですが、根っからの開発者で本当にゲームが好きな方という印象に変わりました。

中でも、「アプリ開発界は現代のトキワ荘(リンク:https://ninebonz.net/tokiwa)」という記事がとても心に刺さりました。

個人的にもよく話したり、飲んだりさせていただいてる個人開発者のみんな、そして一緒にGimmiQを組んでいるリオ(@StudioLoupe)さんだって「友達」であり「ライバル」だと思っています。
硬く握手を交わしている時だって、後ろ手にはナイフを隠し持っている。
「いつでも殺ってやるぞ!俺の方が強いぞ!」ぐらいの気持ちが必要なのでは無いかと。
そして、そのナイフは向けあうだけではなく、時には同じ方向を向き共に闘う武器とする。
そんな関係を築けたら嬉しいと思います。

くまんぼうさんもこういう気持ちを抱いていたんだなと思った時に、なんだか救われた気分になりました。

こういう内に秘めた熱い思いがありつつ相手を認めてお互いを高め合うような関係を築いたり、イベントを主催したりしていたり、普通の人じゃ出来ないことをやっていたんだなと改めて感じました。

「腕の悪い芸術家は互いの作品を誉めあう。」
     - オスカー・ワイルド

別に私はこの言葉を引用して、人の作品を誉めてはいけないと言いたいわけではありません。
人の作品をみて感銘を受けたなら素直に「凄い!」と言うのは当たり前のことで、自然なことです。
ただ私は、できればただ単に誉めるのでなく「悔しい」と言う気持ちとともに「凄い!」と言いたいと思っています。

共感しかないです。

イズム

自分は「くまんぼうさんに影響を受けた方々」に影響を受けて個人ゲーム開発を始めました。

ダイレクトに関わりがあったわけでもないですが、何かは自分の中に継承されていると信じます(多分)。

そんな自分が今思うことは…….とにかく開発に真摯に向き合って良いゲームを作る!これしかないです。

ということで、一人の個人ゲーム開発者として、明日からも頑張りたいなと思います。

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