念願のほぼ専業生活を前に震える。AIのせいです

個人開発で食べていきたいKamaseinuです。

ここ1ヶ月、初めての確定申告や引っ越し関連、プライベートなアレコレでなかなか開発時間が取れずもどかしい日々を過ごしていました。

ようやく少し落ち着いてきたので、本腰入れて作業に取り掛か…る前に、最近のAI事情をチェックしてみました。

・・・たまげた。ここ2~3ヶ月でおきた出来事が凄すぎる。

本題に入る前に、AI驚き屋させてください。

AIエグい話1. NotebookLM

まずはGoogleのNotebookLM。初めてCursorに触れたときぐらいの衝撃

まだ期待するほど精度が高いわけではないのと、主要っぽい機能が英語対応だけだったりと、全てをこれに託すほどではない感じではある。

今使えるかどうかというより、どちらかと言えばこれを使って少し見えた、こういったサービスがスタンダードとなった未来に対する驚き、恐れが大きい。(Why無料?)

まだ本当の意味で使うためにネックとなっている問題はすぐ解決されるはずなので、これを使いこなして自分の希望に特化したノートブックを作ったりして仕事を効率化していかないと、これを使っている開発者との間に大きな差が開きそう。

自分はこれまでCosense(旧Scrapbox)に有用な記事のリンクや自分のメモを溜め込んできましたが、これからはNotebookLMに選りすぐりの記事をぶち込んでいくことを頭の片隅において行こうと思います。

AIエグい話2. Claude 3.7 SonnetとCursor 0.46アップデート

このコンボが凄かった。

o1?かo3ぐらいからか、ちょっともう想像を超えた働きをしだすようになってしましたが、いよいよ最近のモデルは笑ってられないです。

プラスで、最近Cursorの方も大型アップデートが入り、よりAIが本領発揮出来る環境になってきたような気がします。

Xで呟いたんですが、ProjectRulesにガッツリとゲームの仕様を書いてみて、Agentにとあるスクリプトを改修というかほぼ全部書かせてみましたが、普通に凄いクオリティと速さで欲しい機能を完成させちゃいましたね。

(単にモデルの精度が高まったからなのかも)

↑こんな感じでMarkdown形式で書いていく。英語は苦手なので日本語。書き方は完全に我流で適当(笑)

あくまで自分はですが、コーディングという面のプログラミングスキルはほぼ不要になったと思います。

まあ、Cursorを使い始めた1年前ぐらいから既に、コード補完によって手を動かして書くというのは格段に減っていましたけどね。

絵もかけない、曲も作れない、強いて言うならプログラミングが得意かもぐらいの自分にとって、他人と差別化出来るものが1つ消えたっぽい

もちろん、自動で頑張ってくれるAI君を制御、監視していくという面では、プログラミング(とか理系として学んだこととか)で培った能力はまだ差別化出来る要素としてしばらくは残り続けると思いますけどね。

タイトルの意味

そんなこんなで、色んな縁や運にも恵まれて、準備期間を経て、ようやく2週間後ぐらいからほぼ専業生活をスタートさせられる感じなんですが・・・

そんな念願の状態を前に、AIの衝撃で完全にくらっちゃってます笑

え、個人ゲーム開発者としてこの先、大丈夫なんですか、みたいな(笑)

色んな産業でこれから恐ろしいほどの変化が起きていくと思いますし、それに伴って職を失う人もいるでしょう。

ですが、それと同じぐらい、もしかしたらそれ以上に新しい価値、仕事、色んなチャンスが生みだされる可能性もあります。

というか、AIによって1人の人間が出来る仕事量が増えるので、これから更に個人開発にスポットライトが当たる可能性は大きいと自分は思います。

AIはビッグチャンス、それは頭では分かります。それでも怖いです笑

誰でもゲーム開発が出来る世界で、自分がゲーム開発する意味ってなんだろう、自分の強みってなんだろう、そんな平々凡々な悩みを抱えてしまうわけです。

うだうだと考えていたところで、そもそも自分って何でゲーム開発したかったんだっけ?ということを知りたくて、過去のメモを見返してみました。

そしたらどうやら、自分のクリエイティビティを活かしたい、というのが初期衝動だったっぽいです。

自分の中で相対的に(←ここ重要)優れている能力は、想像力や発想力、創作能力だという自負。

それらを活かせる何かを仕事にしたいという気持ちをずっと持っていました。

クリエイター志望の人だったら結構共感してくれるんじゃないかなーと思います。

で、その思いに気づいてからというもの、色んな可能性を試してみるわけですが、なかなか成功するイメージが湧くものがない。

そうして暗中模索の日々の中で、たしかこのブログだったかYoutubeの切り抜きだったか本だったか、藤田晋さんの

使えるものを全部使って、やれること全部やって、それでも成功するかわからない世界

という言葉がずっと心の中にありました。これは起業の世界の話ですが、夢を追う世界とはこういうことなんだろうと。

もし『サイバーエージェントの藤田晋』が今、20代だったら | スタートアップカフェ大阪

それで段々と自分の置かれた状況に気づき始めて、じゃあ自分の武器ってなんだっけ?と考えたら、大学から始めたプログラミングとかぐらい。

しかも資本もコネもない自分だから、もうIT系に懸けるしか選択肢ないわって思った記憶があります。

(ちなみに起業への憧れも未だにあるけど、絶望的に体が弱いのと、金を借りて事業を大きくしていく行為のプレッシャーに耐えられる気がしなかった)

それで、趣味や副業とかではなく、ちゃんと個人開発を仕事にして稼いでいくことを明確な目標に設定。

ここでツール系じゃなくゲーム開発にした理由ですが、ツール系はそもそも社会経験が乏しすぎてアイデアが浮かばなかったというのが一番と、なんとなく先行者有利が強そうだと思っていました。

(実際に個人開発界隈を見ていると、後発のツール系もチャンスはあるっぽい)

「ゲームは必ず飽きが来る」という言葉を信じて、一瞬でも花を咲かせられるチャンスがあるなら、そのチャンスを掴みに行こうと信じて、今に至ります(全く食えてないw)。

で、結局なんの話だっけ

深夜テンションで書いてたら疲れて頭が回らなくなってきた笑

・・・本題に戻りますが、自分がゲーム開発する意味をこの現状や予測できる未来から考えてみます。

自分の使えるもののうちの一つの、プログラミングはAIによって強みでなくなってしまっていくけど、デジタルゲームの需要はまだ伸びていくはず。

コードを書くという点で差別化は出来なくなるけど、AIを正しくナビゲートするという新たなスキルを身につければ、それはまた新しく自分にとって使えるものになるかもしれない。

・・・と、なんとなく”やる理由”を探していて思ったんですが、なんというか個人ゲーム開発に懸けちゃって色々と捨てて来てるので、「オレにはSASUKEゲーム開発しかないんですよ…」状態で止まれなくなってることに気づきました😂

ということで、AIの進歩に一喜一憂しつつ、これからひとまずは食えるように頑張ろうと思った次第です。

タイトルとURLをコピーしました