個人開発で食べていきたいKamaseinuです。
最近、とあるベンチャー企業の社長が出したNoteが話題になっていました。
ものすごく端折りますが、「日本のVC(界隈)はヒット狙いで甘い!ホームランを狙いにいこうぜ!自分は命に代えても成し遂げたい!!!」って感じの熱い内容です。
僕は別に起業家とかでもなんでもないんですが、このNoteを読んだときに、少し自分にも思い当たるフシがあるな〜と思って。
これを(インディー)ゲーム開発界隈に置き換えてみると、
ホームラン狙い = マイクラとかみたいな世界中で遊ばれるゲームを作ろうとする
(もう少し基準をゆるくするなら、サクナヒメ、8番出口みたいなSteamやCSで大ヒットするゲーム)
こんな感じで考えると、個人でスマホゲームを作って食べていきたいな〜、ってもうスケール的に言えば完全にヒット狙いって感じじゃね?と思いました。
正直、自分のゲームで世界を変えてやろうとか、そういう気持ちはないです。
プレイしてくれた人がちょっとでも幸せになったりとか、自分を知る人に「あいつでもあんなこと出来るんだ」みたいな希望を持ってもらったりとか、個人開発っていう夢のある職業のバトンを自分が売れることで後の世代に繋いだりとか。
そういったキラキラしたことが起きれば良いな〜とは思ってますけど、でも結局は自分が何かを成したいというエゴな気持ちが一番に来ちゃうことは否めません。
なんかそう思ったら、そのNoteで少し責められているような気もして、でも、「こっちにも言い分はあるんだ!!!」って気持ちにもなりました。笑
だって、やっぱり打てるならホームラン打ちたいな〜って思ってる人が多いと思うんですよね。
でも、才能、環境、運、、、いろいろな厳しい現実を嫌と言うほど見せられて、自分はホームランバッターじゃないって思わされて。
それでも内野安打でもフォアボールでもなんでも良いから出塁して爪痕残してやろうって思って泥水すすりながらでも生きていこうともがく。
・・・大体みんなそんな感じじゃないですかね?笑
なので、あれを読んだらやっぱり傷つく人も多いかなーって思って。個人的には仮に狙って炎上させていたとしてもちょっとやりすぎかなーと感じました。
そのNoteを読んでいて藤田晋さんのこの言葉を思い出したんですけど、
藤田晋氏「凄く悪い時にブレるな。凄く良い時に調子に乗るな」 – 麻雀ウォッチ
例えば自分が売れたときに、調子こいて「てめーらは甘い!!!」とかそういうのは絶対に言わないようにしようと思います(別に今も思ってないですよ)。
でもすぐ調子にのるので、もし攻撃性が高まってきてたら僕を誰か止めてください。
敵はなるべく作りたくないですからね。
まあ、インディーゲーム界隈に飛躍させて考えてみましたが、そのNoteで言いたかったことは色々と複雑だと思うので、今日はこの辺にしておきます。ではー
